人はお金だけの為に働いて生きてんじゃないね!
日本もいよいよ高齢者社会となりました。昔から高齢者は子どもと同様で社会的弱者という立場です。いくら頑張って「まだまだ若いもんには負けん!」といばっていても、かなわないところは山ほどあるんです。それは事実として認めなければなりません。 でも、逆に絶対に若者には追いつけない「ところ」もあるんですよ。それは、長い人生で様々な中で生きてきた経験と実績からくる多くの経験値ではないでしょうか!高齢者はそれに気づき、シチュエーションをしっかり見極め、その力を発揮する場を誤らないことが大切です。それは、なんでもかんでも勝てる訳ではないのです。ですから負けないことを、主張するには、場を見極め慎重にセレクトしたタイミングでその力を発揮することが大切そうですね!
窓際族
いよいよ私も「窓際族」となりました。 「窓際族」 とは、かつて一時流行した言葉で、企業から定年退職を直前に控え、すでに戦力外となったお人を窓際に配置し、あって無いようなお仕事を与え、定年までの1~2年程度をお過ごし頂くという処遇を与えられた人たちを言います。現在の企業の戦力外で「終わった人達」を一時据え置く場所なんですね!これまで企業の為に、家族との時間まで削り身を粉にして命がけでやってきた○十年間は、何だったんだろう!そう思わない人は少なくないと思いますが、実はこれが日本の経済社会の構造なので致し方のないことなのです。
さて、仕事に携わることから得られる「やりがい・生きがい」とは何なのでしょう!? 実は考えてみると、苦労や食事も取る時間もないほどの犠牲があろうとも仕事は人にその代償として、存在意義や自尊心を与えてくれているんですね! 人は食い物ともう一つ、生きてるという証に、周りから認められることから「自分の存在意義を感じる」というもう一つの食い物が無ければ生きていけないのではないでしょうか! 生きるためにお金は必要ですが、人間はそれだけの為に生きているのではありません、やはり存在意義・存在価値・自尊心などが、生きるために大きな意味を持っているのではないでしょうか。
尊い命・生きる意義
昨日、報道で20代30代の若者の自殺の報道がありました。何か大切な大きなものを失い、悲しみのどん底に落ち込んだのでしょうか? それとも大病を患うなど、これからの人生を生きていく希望を持てないほどの大きなリスクを背負ったり、失敗をしたのでしょうか? また、人生に自分自身の存在感を感じなくなり、存在する意義を失ってしまったのでしょうか?
かたや、NHK報道番組では依存症に陥った人を、救うことに人生をかけている人物の物語をやっていました。その方は自身もかつて道を外し、アルコール・薬物依存症に苦しみ30年以上も刑務所と一般社会を行ったり来たりして、人生の孤独に晒された経験があり一人の検事さん大岡裁き的な処分に救われ、更生されたそうです。その人生を変える大きな経験から多くの依存症の人たちを救う為に人生をかけている方の姿を見る良い機会となりました。私も、生きることの意義と命というものの尊さを改めて感じた次第です。
人生をどう生きるも自分次第ですが、生きるのに必要なものは心身を取るべき大きな栄養分がそれぞれに存在することを痛感することでした。
これからのスタートでいい!
私はこれからの残りの人生をどう生きていくのか、また、何を糧に生きていくのか、ここからが勝負のところかと思いますが、定年退職後でも全く良いと思います。周りに迷惑さえかけなければ、いつからでもスタートして良いのです。
前途が全く見えないのですが、これからの人生は、きっと自身が作り出していくものなのでしょう!希望を捨てず、夢を捨てず、存在感や生きがいを感じて体が動かなくなるまで生きていきたいものです。そのためには多くの刺激が必要です。刺激を多く求めるには行動するしかありません。恐れず行動を起こしましょう。そして、行動にはこれまでの自分の経験値こそがものをいうのでしょう! 自信を信じて動き出しましょう!!
~takaG~